ほとんど将棋に詳しくないのですが、たまに見る将棋をしています
将棋の棋士の方には何人かYouTubeをされている方がいらっしゃいますが、森内棋士もそのお一人です
そこで谷川9段と対談されている動画を見つけました
ズバリ、森内さんが谷川さんに藤井聡太棋士の強さを聞いていました
「私たちは長くどうすれば強くなれるか考えて長年将棋を続けているんですね。彼は本当に長い対局時間よく考えています。彼には弱点がないんですね。目標をよく聞かれているんですけど、彼はタイトルとか勝ちたいということではなく、強くなりたいと言うんです。目の前のことに勝つのではなく、もっと強くなるように将棋を打つんですね。彼は正統派の将棋で相手を避けたりしないんですね。こうきたときには必ずこの手を打つんですけど、それはどの手が来てもokということなんです。相手の得意の形に飛び込む。羽生さんと似ていて、羽生さんの場合相手に飛び込んで自分が見たこと無い形を吸収して学ぶという戦法で、それが羽生さんの強さ。(祺界統一はだれが?)今はトップのレベルが上がっていると思います。その中で4強時代、渡辺豊島永瀬藤井さんの中で豊島さんが20歳でタイトルに挑戦してかなり苦労してタイトルを28歳くらいで取ってようやく自分の時代かと思えば若い藤井さんが出てきて、一番危機感を持っていると思うんですね。藤井さんとの対戦は6戦全勝してますけど、それでも一番危機感を持ってなるべく長く自分の時代を続けたいと思っていると思います」
大体こんな話をされていて、ここに真理があると思いました
コロナに打ち勝つとよく言われますが、必要なのはコロナに負けない強さではないでしょうか
コロナ禍の中もっと強くなって目の前の状況に勝つことより、どんな局面でも準備をして経験値を上げてどんなにコロナ禍が長く続こうとそれに負けないようにしていかなければなりません
藤井さんはよく考えるそうです
コロナ禍の中積み上げた経験値と自分が見たことのない状況に打ち込む強さを持ってことに当たっていかなければならないのではないでしょうか?
そのためには、よく考えて一度GOTOも立ち止まらなければならないと思います
藤井さんは正統派だそうです。それがあらゆる局面を受け止めることにつながる。改めて分科会の提言を受け止めて、当たり前のこと出来る手を打ち込んでいきましょう!
羽生善治さんは好奇心旺盛だそうです。コロナ禍の現実に逃げずに興味を持って学んでいきたいと思います
よく精神論が嫌いだという人がいますが、学びの上で大事なのはやはり心構えではないですか?何のために学ぶのか、それは自分自身強くなりたいからなのです
豊島さんはタイトルを取るまで長く苦労されたそうです
現在の閣僚の方々も高齢の方が多く、長く苦労されたことだと思います
その上で自民党政権を長く続けたいのであれば、大切なのは現在の局面に打ち勝つことではなく、あらゆる局面に打ち勝つ強さを身につけることではないでしょうか
現在、日本は経済危機に瀕しているかもしれません。しかし日本がずっと世界のトップ級の経済大国でいたいので有れば、必要なのは、場当たり的な対策ではなく、コロナ禍で起こっている様々な局面についてあらゆる手を考えて最良と思われる手を打つ強さではないでしょうか?
将棋以上に負けられない、強くならねばならない勝負です
正道を行き、まずは多くの国民の声、代弁者である医師会や分科会の声を受け止める手を取ってください
それにしても、将棋のことはよくわかりませんが、長くトップでいらっしゃった谷川浩司さんの慧眼とお話のわかりやすさは素晴らしいですね